tensorafamily’s diary

チワワの家族との悲喜こもごもを綴ります

産後の異変②

 トイレとケージを行ったり来たりのてん。私たちも、出産後から一日中リビングでてんと赤ちゃんと一緒にいるので、てんがトイレでくるくる回る音で目が覚め、トイレの後始末をしたら寝るという過酷な生活に突入しました。生まれたばかりの赤ちゃんは体温が低く、室温と共に体温が下がるので、生後1ヶ月ほどは室温を25~27度に保たなければならない、ということで、エアコンと加湿器をフル稼働させています。それが私たち人間を寝苦しくしてしまっていたので、幸いなことにてんのトイレにすぐ気付いてあげることができました。

 過酷な生活と言っても、てんはもっと過酷です。我慢できなくなるとトイレに走り、終わるとケージに戻り赤ちゃんにおっぱいをあげ、それぞれの身体を舐めて排泄を促しそれもキレイに舐めてあげる。出産前には「果たしててんに母性はあるのか問題」などと話していましたが、そんな懸念を払しょくしてくれる、母性の塊のようなお母さんぶりです。体調を崩しながらも必死に子育てするてんの姿に、思わず涙がこぼれそうになるのでした。

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産後4日目のてんと赤ちゃんたち

 てんの下痢は、朝になっても一向に治まる気配がありません。朝一番に病院で診てもらうことにしました。食欲はある、ということでそこまで心配しなくても良い、産後のストレスによるものだろう、とのことでした。ただ、下痢が止まらないので下痢止めの注射を打っていただきましたが、赤ちゃんにおっぱいをあげているので通常のものは使えなかったようです。お薬も処方していただき、「これで治ってくれるかな」という淡い期待は、トイレの間隔が短くなり、やがて血が混じり、そして食欲もなくなっていく姿に打ち砕かれてしまうのでした。