てんがくれた癒し
ペットの癒し効果は広く知られているところです。オキシトシン、セロトニンなどのホルモンが分泌されるようで、私もてんを家族に迎えてから、その絶大な効果を実感することに。
てんを迎えるまでの私は、仕事上の考え事を家まで引きずることが多く、嫌だったことをあれこれ思い出してはまた嫌な気持ちになったり、「あれはもっとこうした方がいいかな」「上司に進言したいがどう言おう」等々、食事をしていてもテレビを観ていても、そんな考えが頭をよぎる人間でした。さすがに家族に当たり散らしたりはしませんが、100%忘れるなど到底無理です。
人間関係が上手くいかなくなったりした時は、特に憂鬱な気分になります。てんが我が家にやってきた時が、正にそんな時でした。会社には仕事をしに行っているのに、どうして人間関係に悩まされてこんなにも出社が苦痛なのか、そんな日々を送っていました。
それがてんを家族に迎えてからどうでしょう。帰ったらてんが待っている、尻尾をブンブン振って全身で嬉しそうに私を迎えてくれる。そんなてんを見ているだけでとても癒されますし、可愛くて可愛くて仕方がないのです。職場での嫌な思いも吹き飛ばしてくれる、絶大な癒しの効果をてんはもたらしてくれました。有難うね、てん。
今はすっかり元気になってパピーと走り回っているてんですが、産後2週間ほどは体調が悪く、おまけに突如現れた赤ちゃんと急に攻撃的になったてん(赤ちゃんを守るためだと思われます)に、そら(登場回数が少ない父犬)まで体調を崩してしまうのでした。