tensorafamily’s diary

チワワの家族との悲喜こもごもを綴ります

ついに男の子が!

 次女が生まれてから1時間が経とうとする頃、てんに次の陣痛がやってきました。いきむてんに「頑張れ、てん!」と、声を掛けて励ますことくらいしか私たちにはできることがありません。苦しそうで苦しそうで、それもそのはず、次に生まれた子は更に大きい187gの女の子でした。次女よりももっと濃い色で、次々と違う色の子が生まれてくることに驚くと共に、区別するために首に付けていたリボンを三女からはやめることにしました。それくらい明らかに個体差があり、ハッキリと区別がつきます。

 大きくて次女よりも更に元気な赤ちゃんで、順調に進んでいくことにホッとします。胎盤も毎回ちゃんと赤ちゃんと共に、てんの体内から出てきます。病院で獣医さんから「胎盤が赤ちゃんの数だけ出てきたことを確認すること」と言われていたので、それは家族で共有して特に注意していました。

 もしかして徐々に大きな子が生まれてくるの?と少し心配になりましたが、次の子は長女と同じくらいの大きさで155g、待望の?男の子!しかも子供が欲しがっていたブラックです。誰もが予想していなかったので、ブラックと判明した瞬間「おぉー!ブラック!」と家族でどよめきが。ブラックの男の子だった場合は名前を「カイ」にする、と出産前に子供が命名しておりましたので、出産時間や体重を記したノートに他の子は毛色で書かれているのに、この子だけ「カイくん」と名前が書かれています。

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てんにお世話されるカイくん

 さあ、あとは最後の子が無事生まれてくるのを待つのみです。朝から始まった出産も、まもなく正午を迎えようとしていました。末っ子を産むための陣痛が始まりますが、てんも疲れてきているのか今までと様子が違います。身体が半分ほど出てきた時、羊膜が破れ、尾位であることが確認できました。そして、あろうことかどこかが引っ掛かっているのか、赤ちゃんは半分ほど出てきたところで止まったままです。てんのいきみも疲れのせいか力無く、赤ちゃんの身体はだんだん紫色に変わっていくのでした。